クライアント端末を入れ替える

故障やリースアップなど、PCの入れ替えが必要になった場合、MRの再インストールやライセンスの割り当て/解除などを行います。

ポイント

PCの入れ替えなどでMRを再インストールした場合、同じユーザーが使用するPCがコンソール上で別のPCとして認識されることがあります。このような場合、新規のPCを新規クライアントとして管理し、旧PCのアイコンをそのまま残して(ライセンスだけを移します)別のクライアントとして運用することをおすすめします。別のクライアントとして運用することで、入れ替え前のログは旧PCのアイコンから、入れ替え後のログは新PCのアイコンから、それぞれ確認できます。

ステップ:

ステップ1:入れ替え前のPCを別のグループに移動する

移動先のグループを作成し、クライアントを移動します。
  1. [クライアント]タブの 構成変更 をクリックします。
  2. 左ペインのツリーで[ネットワーク全体]を選択し、「グループ情報の変更」カテゴリーの[新規作成]をクリックします。
    「クライアントの構成変更」メニュー

    左ペインのツリーに、新しいグループが作成されます。

  3. グループ名を変更します。

    ここでは「削除待ち」というグループ名に変更します。

    「クライアントの構成変更」メニュー
  4. 作成したグループに、入れ替え前のPCを移動します。

ステップ2:古いクライアントのライセンスを解除する

注意

ライセンスを解除すると、コンソールでログを確認できなくなります。それに対し、アイコンを削除すると、エンドポイントマネージャーが管理しているそのクライアントに関するすべてのデータが削除されます。

  1. [クライアント]タブの 構成変更 をクリックします。
  2. 左ペインのツリーで、ライセンスを解除するクライアントを選択し、「ライセンス情報の変更」カテゴリーの[ライセンス割り当ての変更]をクリックします。
    「クライアントの構成変更」メニュー
  3. ライセンスを解除するクライアントのチェックを外し、[ライセンス割り当ての変更]をクリックします。
    「MR端末へのライセンス割り当ての変更」画面

    古いクライアントのライセンスが解除されます。

ステップ3:新規のクライアントを登録し、ライセンスを割り当てる

  1. [クライアント]タブの 構成変更 をクリックします。
  2. 左ペインのツリーで、ライセンスを割り当てるクライアントを選択し、「ライセンス情報の変更」カテゴリーの[ライセンス割り当ての変更]をクリックします。
    「クライアントの構成変更」メニュー
  3. ライセンスを割り当てるクライアントをチェックし、[ライセンス割り当ての変更]をクリックします。
    「MR端末へのライセンス割り当ての変更」画面

    新しいクライアントにライセンスが割り当てられます。

ポイント

旧クライアントのログを閲覧するには、一時的に旧クライアントにライセンスを割り当てます。ログは保存期間が過ぎると削除されるため、最大95日を超えると古いアイコンのログは閲覧できなくなります。古いアイコンのログが確認できなくなったら、「削除待ち」に配置したクライアントを削除してください。

なお、Webコンソールのログ検索用データは、削除したクライアントのログも最大5年間保管できます。