管理デバイスを追加する

新しいUSBメモリなどのデバイスを、エンドポイントマネージャーで管理できるデバイスとして追加し、新規に登録できます。

注意
  • すでに接続されているデバイスは検知できません。追加するデバイスがすでに接続されている場合は、一度取り外してから接続しなおしてください。

  • デバイスシリアルポリシーで管理できるのは、記憶領域を持つUSBデバイス(*)やメモリカードです。

    *:

    IEEE 1394など、USB以外のデバイスはデバイスシリアルポリシーの管理対象外です。

  • USBデバイスにおいて、シリアルナンバーが設定されていない場合があります。この場合、デバイスシリアルポリシーの管理対象外です。

  • USBデバイスは、同一機種が同じシリアルナンバーを持つ場合があります。この場合、異なるUSBデバイスが同じデバイスとして管理されます。

  • メモリカードをフォーマットするたびにエンドポイントマネージャーで認識されるシリアルNoが変わるため、管理デバイスとして登録したメモリカードをフォーマットした場合は、再度登録が必要です。

  • Windows暗号化機能のBitLockerで、暗号化されたメモリカードは個体識別できないため、管理デバイス登録できません。

ポイント

デバイスの登録は、「ベンダーID」「プロダクトID」「シリアルNo」「デバイス名」を取得できていて、「インターフェースクラス」が「Storage」「VENDOR SPECIFIC(ベンダー独自クラス)」「Image」のいずれかの場合に登録できます。[クライアント]>[USB一覧]でこの条件に合致したデバイスは自動で表示されます。

デバイス情報一覧からデバイスを登録する

「デバイス情報」画面の一覧からデバイスを登録します。
  1. [ポリシー設定]タブの デバイスシリアル をクリックします。
  2. 左ペインのツリーで[デバイス全体]を選択し、「管理デバイスの登録・解除」カテゴリーの[デバイス情報]をクリックします。
    「デバイスシリアルポリシー」メニュー
  3. デバイスをチェックし、[登録]をクリックします。
    「デバイス情報」画面
  4. デバイスを所属させるグループをチェックします。
    「所属グループの選択」画面
  5. [OK]をクリックします。

    管理登録情報が変更され、「デバイス情報」画面に戻ります。

  6. [設定]をクリックします。

    デバイスの登録が完了します。

デバイス情報をインポートしてデバイスを登録する

「USB一覧の編集」画面で、デバイス情報をインポートして、デバイスを登録します。
  1. インポートに必要な情報を含むCSVファイルを用意します。

    必要な情報は次のとおりです。

    • ベンダーID

    • プロダクトID

    • シリアルNo

    • デバイス名

    • インターフェースクラス(「Storage」「VENDOR SPECIFIC(ベンダー独自クラス)」「Image」のいずれか)

  2. [クライアント]タブの USB一覧 をクリックします。
  3. [編集]をクリックします。
    「USB一覧」画面
  4. インポートアイコンをクリックします。
    「USB一覧の編集」画面

    「インポート」画面が表示されます。

  5. [参照]をクリックし、CSVファイルを選択して、[次へ]をクリックします。
    「インポート」画面
  6. [自動選択]をクリックし、キー項目を紐づけて、[次へ]をクリックします。
    「インポート」画面

    データベースとインポートするファイルで一致する項目名が「紐づける項目」に移動します。

  7. [自動選択]をクリックし、インポート項目を紐づけます。
    「インポート」画面

    データベースとインポートするファイルで一致する項目名が「紐づける項目」に移動します。

  8. [OK]をクリックします。

    「USB一覧の編集」画面に戻り、画面下部にインポート完了のメッセージが表示されます。

  9. [設定]をクリックします。
    「USB一覧の編集」画面

    デバイス情報が追加され、「USB一覧」画面に戻ります。インポートしたデバイスは、「デバイス情報」画面に「登録済み」で表示されます。

USBメモリを追加する

USBメモリをデバイス登録します。
  1. [ポリシー設定]タブの デバイスシリアル をクリックします。
  2. 左ペインのツリーで[デバイス全体]を選択し、「管理デバイスの登録・解除」カテゴリーの[デバイス情報]をクリックします。
    「デバイスシリアルポリシー」メニュー
  3. [管理デバイスの追加]をクリックします。
    「デバイス情報」画面
  4. USBメモリをPCに接続します。
    「管理デバイスの追加」画面

    USBメモリの情報が表示されます。

  5. USBメモリを登録するグループを選択します。

    グループに所属させない場合は、[グループに所属しない]を選択します。

    「管理デバイスの追加」画面
  6. 必要に応じて「資産No」「購入日」「備考」を入力し、「USB名」を変更します。
    「管理デバイスの追加」画面
    ポイント

    グレーに反転している項目は変更できません。

  7. [登録]をクリックします。

    表示が更新され、別のデバイスを登録できる状態になります。

  8. 管理デバイスの登録を終了する場合は、画面タイトル左側の戻るアイコンをクリックします。
    「管理デバイスの追加」画面

    「デバイス情報」画面に戻ります。

  9. [設定]をクリックします。

    デバイスの登録が完了します。

メモリカードを追加する

メモリカードをデバイス登録します。

ポイント

メモリカードは3,000件まで管理デバイスとして登録できます。

  1. [ポリシー設定]タブの デバイスシリアル をクリックします。
  2. 左ペインのツリーで[デバイス全体]を選択し、「管理デバイスの登録・解除」カテゴリーの[デバイス情報]をクリックします。
    「デバイスシリアルポリシー」メニュー
  3. [管理デバイスの追加]をクリックします。
    「デバイス情報」画面
  4. メモリカードをPCに接続します。
    「管理デバイスの追加」画面

    メモリカードの情報が表示されます。

  5. メモリカードを登録するグループを選択します。

    グループに所属させない場合は[グループに所属しない]を選択します。

    「管理デバイスの追加」画面
  6. 必要に応じて「資産No」「購入日」「備考」を入力し、「デバイス名」「デバイス種別」を変更します。
    「管理デバイスの追加」画面
    ポイント

    グレーに反転している項目は変更できません。

  7. [登録]をクリックします。

    表示が更新され、別のデバイスを登録できる状態になります。

  8. 管理デバイスの登録を終了する場合は、画面タイトル左側の戻るアイコンをクリックします。
    「管理デバイスの追加」画面

    「デバイス情報」画面に戻ります。

  9. [設定]をクリックします。

    デバイスの登録が完了します。

管理責任者用デバイス設定ツールでデバイスを登録する

デバイスシリアルポリシーで、管理責任者に設定されたクライアント端末、または管理責任者に設定されたドメインユーザーでログオンすると、タスクバーの通知領域から管理責任者用デバイス設定ツールを起動できます。

ここでは、USBメモリを登録する例で説明します。

  1. タスクバーの通知領域の管理責任者用デバイス設定ツールをクリックします。
  2. [デバイス新規登録]をクリックします。
    「管理責任者用デバイス設定ツール」画面
  3. デバイスの種類を選択し、デバイスをPCに接続します。
    登録待機ウィンドウ

    デバイスが端末に認識されると、自動的に「管理デバイス登録」画面が表示されます。

  4. 「デバイス名」を変更し、必要に応じて「資産No」「購入日」「備考」を入力して、[登録]をクリックします。
    「管理デバイス登録」画面
  5. [OK]をクリックします。
    登録確認ウィンドウ
  6. [OK]をクリックします。
    登録完了ウィンドウ

    デバイスの新規登録が完了します。登録したデバイスは、コンソールの「管理デバイス一覧」画面にも反映されます。