デバイスの管理責任者を設定する

デバイスを分担して管理するために、管理デバイスおよびデバイスグループに対して「管理責任者」を設定します。

管理責任者は次のことができます。

  • 管理デバイスの新規登録ができます。

  • 管理デバイスやデバイスグループに対して、管理グループ内クライアントの制御設定を編集できます。

ポイント

ドメインユーザーを使用するには、[クライアント]タブ >[ドメイン情報]メニューで、ドメイン情報の取得設定が必要です。取得設定については、ドメインのユーザー情報を取得するを参照してください。

注意
  • Mac端末ユーザーは、コンソールや管理責任者用デバイス設定ツールをインストールできないため、管理責任者に設定できません。

  • クライアントのライセンスを解除すると、デバイスシリアルポリシーからクライアント情報が削除されます。そのため、クライアントにライセンスを再度割り当ててもデバイスシリアルポリシーは適用されません。デバイスシリアルポリシーを設定し直してください。

ステップ:

ステップ1:管理責任者を割り当てる

  1. [ポリシー設定]タブの デバイスシリアル をクリックします。
  2. 左ペインのツリーで[デバイス全体]を選択し、「管理責任者の変更」カテゴリーの[管理責任者の割り当て]をクリックします。
    「デバイスシリアルポリシー」メニュー
  3. 管理デバイスまたはグループの行で、「管理責任者」の「編集」列の編集アイコンをクリックします。
    「管理責任者の割り当て」画面
  4. クライアントを設定する場合は、一覧で管理責任者が使うクライアントをチェックします。
    「クライアントの選択」画面
  5. ドメインユーザーを設定する場合は、[次へ]をクリックします。
  6. 一覧で管理責任者を表すドメインユーザーをチェックします。
    「ドメインユーザーの選択」画面
  7. [OK]をクリックします。

    「管理責任者の割り当て」画面に戻ります。

  8. [設定]をクリックします。

    管理責任者の設定が完了します。

    管理責任者の端末はポリシーが適用されると、タスクバーの通知領域に管理責任者デバイス設定ツールが表示されます。

ステップ2:管理責任者の権限を設定する

管理責任者用デバイス設定ツールを使用するときの登録先選択権限を設定します。

権限を付与すると、管理デバイスの新規登録をしたときに、登録先のデバイスグループを選択できるようになります。

権限を付与しない場合は、コンソールを使用するときだけデバイスグループを選択できます。

  1. [ポリシー設定]タブの デバイスシリアル をクリックします。
  2. 左ペインのツリーで[デバイス全体]を選択し、「管理責任者の変更」カテゴリーの[管理責任者の権限設定]をクリックします。
    「デバイスシリアルポリシー」メニュー
  3. [権限の設定]をクリックします。
    「管理責任者の権限設定」画面
  4. クライアントを設定する場合は、一覧で権限を付与するクライアントをチェックします。
    「クライアントの選択」画面
  5. ドメインユーザーを設定する場合は、[次へ]をクリックします。
  6. 一覧で権限を付与するドメインユーザーをチェックします。
    「ドメインユーザーの選択」画面
  7. [設定]をクリックします。

    管理責任者の権限設定が完了します。

ステップ3:デバイスの登録上限を設定する

管理責任者が一定時間に管理デバイスを登録できる上限数を設定します。

管理デバイスを不必要に登録させないようにできます。

  1. [ポリシー設定]タブの デバイスシリアル をクリックします。
  2. 左ペインのツリーで[デバイス全体]を選択し、「管理責任者の変更」カテゴリーの[登録可能なデバイスの上限設定]をクリックします。
    「デバイスシリアルポリシー」メニュー
  3. [管理責任者が登録できるデバイスの個数を制限する]をチェックし、登録上限を設定します。
    「登録可能なデバイスの上限設定」画面
    管理責任者が登録できるデバイスの個数を制限する

    チェックすると、設定した時間内に登録できるデバイスの上限を設定できます。

    • 登録上限

      登録を制限する時間と個数を設定できます(1~9999個)。

  4. [設定]をクリックします。

    デバイスの登録上限の設定が完了します。