vPro端末でBIOS設定を行う

vPro端末をコンソールに表示するには、vPro端末側でBIOSの設定が必要です。BIOS設定は、AMTのバージョンごとに手順が異なります。

注意

MRをインストールしているvPro端末のコンピューター名を変更した場合は、MEBxの「Host Name」(コンピューター名と同じ値)も、あわせて変更します。

AMTのバージョンが12.x、14.x~15.xの場合

  1. vPro端末を起動し、OSが起動する前にBIOS画面などからMEBxの設定画面を表示します。

    PCの起動時に、キーボードの[Ctrl]キーと[P]キーを同時に押すという手順が一般的ですが、PCによって異なることもあります。MEBxの設定画面が表示されない場合は、利用しているPCのマニュアルなどを確認してください。

    BIOS画面
  2. MEBxの画面でAMTのバージョンを確認します。

    AMTのバージョンが12.x、14.x~15.xであることを確認します。

    MEBx画面
  3. [MEBx Login]を選択し、インテルMEのパスワードを入力して、[Enter]キーを押します。

    パスワードが設定済みの場合は、その設定したパスワードを入力します。

    工場出荷時のパスワードは「admin」です。初回起動時は「admin」と入力し、[Enter]キーを押します。再度パスワードの入力を求められるため、新しいパスワードを入力します。

    MEパスワード画面
  4. キーボードの矢印キーを押して、[Intel(R) AMT Configuration]を選択し、[Enter]キーを押します。
    MAIN MENU画面
  5. [SOL/Storage Redirection/KVM]を選択し、[Enter]キーを押します。
    AMT CONFIGURATION画面
  6. キーボードの矢印キーを押して各項目を選択し、[Enter]キーを押します。
    SOL/Storage Redirection/KVM画面

    項目

    設定値

    SOL

    Enabled

    Storage Redirection

    Enabled

    KVM Feature Selection

    Enabled

  7. キーボードの[Esc]キーを押し、1つ上の階層に戻ります。
  8. [User Consent]を選択し、[Enter]キーを押します。
    AMT CONFIGURATION画面
  9. キーボードの矢印キーを押して各項目を選択し、[Enter]キーを押します。
    USER CONSENT画面

    次のとおり設定します。

    項目

    設定値

    User Opt-in

    NONE

    Opt-in Configurable from Remote IT

    Enabled

  10. キーボードの[Esc]キーを押し、1つ上の階層に戻ります。
  11. [Network Setup]を選択し、[Enter]キーを押します。
    AMT CONFIGURATION画面
  12. [Intel(R) ME Network Name Settings]を選択し、[Enter]キーを押します。
    ME NETWORK SETUP画面
  13. キーボードの矢印キーを押して各項目を選択し、[Enter]キーを押します。
    ME NETWORK NAME SETTINGS画面

    次のとおり設定します。

    項目

    設定値

    Host Name

    コンピューター名と同じ値(必須)

    Domain Name

    ドメイン環境の場合は、所属するドメインの名前

    ワークグループ環境の場合は、「WORKGROUP」などのワークグループ名

    Shared/Dedicated FQDN

    Shared

    Dynamic DNS Update

    Disabled

  14. キーボードの[Esc]キーを押し、1つ上の階層に戻ります。
  15. [TCP/IP Settings]を選択し、[Enter]キーを押します。
    ME NETWORK SETUP画面
  16. [Wired LAN IPV4 Configuration]を選択し、[Enter]キーを押します。
    TCP/IP SETTINGS画面
  17. [DHCP Mode]を選択し、[Enter]キーを押します。
    WIRED LAN IPV4 CONFIGURATION画面

    「DHCP Mode」は、DHCP環境の場合は[Enabled]を選択します。固定IPアドレスの場合は[Disabled]を選択し、IPアドレスなどの次の情報を入力してください。

    項目

    設定値

    補足説明

    IPV4 Address

    PCのIPアドレス

    Subnet Mask Address

    IPアドレスのサブネットマスク

    Default Gateway Address

    デフォルトゲートウェイのIPアドレス

    Preferred DNS Address

    優先DNSサーバーのIPアドレス

    Alternate DNS Address

    代替DNSサーバーのIPアドレス

    代替DNSサーバーがない場合は、入力不要です。

  18. キーボードの[Esc]キーを3回押し、3つ上の階層に戻ります。
  19. [Active Network Access]を選択し、[Enter]キーを押します。
    AMT CONFIGURATION画面
  20. 警告が表示されたら、[Y]キーを押します。
  21. キーボードの[ESC]キーを押します。

    設定が完了します。

AMTのバージョンが10.x~11.xの場合

  1. vPro端末を起動し、OSが起動する前にBIOS画面などからMEBxの設定画面を表示します。

    PCの起動時に、キーボードの[Ctrl]キーと[P]キーを同時に押すという手順が一般的ですが、PCによって異なることもあります。MEBxの設定画面が表示されない場合は、利用しているPCのマニュアルなどを確認してください。

    BIOS画面
  2. MEBxの画面でAMTのバージョンを確認します。

    AMTのバージョンが10.x~11.xであることを確認します。

    MEBx画面
  3. [MEBx Login]を選択し、インテルMEのパスワードを入力して、[Enter]キーを押します。

    パスワードが設定済みの場合は、その設定したパスワードを入力します。

    工場出荷時のパスワードは「admin」です。初回起動時は「admin」と入力し、[Enter]キーを押します。再度パスワードの入力を求められるため、新しいパスワードを入力します。

    MEパスワード画面
  4. キーボードの矢印キーを押して、[Intel(R) AMT Configuration]を選択し、[Enter]キーを押します。
    MAIN MENU画面
  5. [SOL/Storage Redirection/KVM]を選択し、[Enter]キーを押します。
    AMT CONFIGURATION画面
  6. キーボードの矢印キーを押して各項目を選択し、[Enter]キーを押します。
    SOL/Storage Redirection/KVM画面

    項目

    設定値

    Username and Password

    Enabled

    SOL

    Enabled

    Storage Redirection

    Enabled

    KVM Feature Selection

    Enabled

  7. キーボードの[Esc]キーを押し、1つ上の階層に戻ります。
  8. [User Consent]を選択し、[Enter]キーを押します。
    AMT CONFIGURATION画面
  9. キーボードの矢印キーを押して各項目を選択し、[Enter]キーを押します。
    USER CONSENT画面

    次のとおり設定します。

    項目

    設定値

    User Opt-in

    NONE

    Opt-in Configurable from Remote IT

    Enabled

  10. キーボードの[Esc]キーを押し、1つ上の階層に戻ります。
  11. [Network Setup]を選択し、[Enter]キーを押します。
    AMT CONFIGURATION画面
  12. [Intel(R) ME Network Name Settings]を選択し、[Enter]キーを押します。
    ME NETWORK SETUP画面
  13. キーボードの矢印キーを押して各項目を選択し、[Enter]キーを押します。
    ME NETWORK NAME SETTINGS画面

    次のとおり設定します。

    項目

    設定値

    Host Name

    コンピューター名と同じ値(必須)

    Domain Name

    ドメイン環境の場合は、所属するドメインの名前

    ワークグループ環境の場合は、「WORKGROUP」などのワークグループ名

    Shared/Dedicated FQDN

    Shared

    Dynamic DNS Update

    Disabled

  14. キーボードの[Esc]キーを押し、1つ上の階層に戻ります。
  15. [TCP/IP Settings]を選択し、[Enter]キーを押します。
    ME NETWORK SETUP画面
  16. [Wired LAN IPV4 Configuration]を選択し、[Enter]キーを押します。
    TCP/IP SETTINGS画面
  17. [DHCP Mode]を選択し、[Enter]キーを押します。
    WIRED LAN IPV4 CONFIGURATION画面

    「DHCP Mode」は、DHCP環境の場合は[Enabled]を選択します。固定IPアドレスの場合は[Disabled]を選択し、IPアドレスなどの次の情報を入力してください。

    項目

    設定値

    補足説明

    IPV4 Address

    PCのIPアドレス

    Subnet Mask Address

    IPアドレスのサブネットマスク

    Default Gateway Address

    デフォルトゲートウェイのIPアドレス

    Preferred DNS Address

    優先DNSサーバーのIPアドレス

    Alternate DNS Address

    代替DNSサーバーのIPアドレス

    代替DNSサーバーがない場合は、入力不要です。

  18. キーボードの[Esc]キーを3回押し、3つ上の階層に戻ります。
  19. [Active Network Access]を選択し、[Enter]キーを押します。
    AMT CONFIGURATION画面
  20. 警告が表示されたら、[Y]キーを押します。
  21. キーボードの[ESC]キーを押します。

    設定が完了します。

AMTのバージョンが8.x~9.xの場合

  1. vPro端末を起動し、OSが起動する前にBIOS画面などからMEBxの設定画面を表示します。

    PCの起動時に、キーボードの[Ctrl]キーと[P]キーを同時に押すという手順が一般的ですが、PCによって異なることもあります。MEBxの設定画面が表示されない場合は、利用しているPCのマニュアルなどを確認してください。

    BIOS画面
  2. MEBxの画面でAMTのバージョンを確認します。

    AMTのバージョンが8.x~9.xであることを確認します。

    MEBx画面
  3. [MEBx Login]を選択し、インテルMEのパスワードを入力して、[Enter]キーを押します。

    パスワードが設定済みの場合は、その設定したパスワードを入力します。

    工場出荷時のパスワードは「admin」です。初回起動時は「admin」と入力し、[Enter]キーを押します。再度パスワードの入力を求められるため、新しいパスワードを入力します。

    MEパスワード画面

    はじめてパスワードを設定した場合は、次に示す2つのパスワードが同時に設定されます。

    • MEBxのパスワード(MEやAMTの設定を変更するために必要なパスワード)

      「Change Intel(R) ME Password」からパスワードを変更した場合は、このパスワードだけが変更されます。

    • vPro機能のビルトインアカウント(Admin)のパスワード

      このパスワードは、コンソールでvPro端末を登録するときに必要になります。

    ポイント

    パスワードは、次の条件を満たすように設定します。

    • 8文字以上、16文字以下

    • 英字の大文字と小文字をそれぞれ1文字以上含む

    • 数字と記号をそれぞれ1文字以上含む(MEBxでは、日本語キーボードで入力しても英語キーボードからの入力として受け付ける。そのため、記号としては、日本語キーボードと英語キーボードで文字配置が同じ「!」「#」「$」「%」「-」「;」の使用を推奨)

  4. キーボードの矢印キーを押して、[Intel(R) ME General Settings]を選択し、[Enter]キーを押します。
    MAIN MENU画面
  5. [Power Control]を選択し、[Enter]キーを押します。
    ME PLATFORM CONFIGURATION画面
  6. 「Intel(R) ME ON in Host Sleep States」の項目を選択し、[Enter]キーを押します。

    [DeskTop: ON in S0, ME Wake in S3, S4-5]を選択します。

    ME POWER CONTROL画面
  7. 「Idle Timeout」の項目を選択し、[Enter]キーを押します。

    MEがスリープに入るまでの時間を分単位で指定します。1~65534分の間で設定できますが、「30」以上の値を設定します。

    ME POWER CONTROL画面
  8. キーボードの[Esc]キーを2回押し、2つ上の階層に戻ります。
  9. キーボードの矢印キーを押して、[Intel(R) AMT Configuration]を選択し、[Enter]キーを押します。
    MAIN MENU画面
  10. [SOL/IDER/KVM]を選択し、[Enter]キーを押します。
    AMT CONFIGURATION画面
  11. キーボードの矢印キーを押して各項目を選択し、[Enter]キーを押します。
    SOL/IDER/KVM画面

    次のとおり設定します。

    項目

    設定値

    Username and Password

    Enabled

    SOL

    Enabled

    IDER

    Enabled

    KVM Feature Selection

    Enabled

    Legacy Redirection Mode

    Enabled

  12. キーボードの[Esc]キーを押し、1つ上の階層に戻ります。
  13. [User Consent]を選択し、[Enter]キーを押します。
    AMT CONFIGURATION画面
  14. キーボードの矢印キーを押して各項目を選択し、[Enter]キーを押します。
    USER CONSENT画面

    次のとおり設定します。

    項目

    設定値

    User Opt-in

    NONE

    Opt-in Configurable from Remote IT

    Enabled

  15. キーボードの[Esc]キーを押し、1つ上の階層に戻ります。
  16. [Network Setup]を選択し、[Enter]キーを押します。
    AMT CONFIGURATION画面
  17. [Intel(R) ME Network Name Settings]を選択し、[Enter]キーを押します。
    ME NETWORK SETUP画面
  18. キーボードの矢印キーを押して各項目を選択し、[Enter]キーを押します。
    ME NETWORK NAME SETTINGS画面

    次のとおり設定します。

    項目

    設定値

    Host Name

    コンピューター名と同じ値(必須)

    Domain Name

    ドメイン環境の場合は、所属するドメインの名前

    ワークグループ環境の場合は、「WORKGROUP」などのワークグループ名

    Shared/Dedicated FQDN

    Shared

    Dynamic DNS Update

    DHCP環境の場合は[Enabled]、固定IPの場合は[Disabled]

  19. キーボードの[Esc]キーを押し、1つ上の階層に戻ります。
  20. [TCP/IP Settings]を選択し、[Enter]キーを押します。
    ME NETWORK SETUP画面
  21. [Wired LAN IPV4 Configuration]を選択し、[Enter]キーを押します。
  22. [DHCP Mode]を選択し、[Enter]キーを押します。
    WIRED LAN IPV4 CONFIGURATION画面

    「DHCP Mode」は、DHCP環境の場合は[Enabled]を選択します。固定IPアドレスの場合は[Disabled]を選択し、IPアドレスなどの次の情報を入力してください。

    項目

    設定値

    補足説明

    IPV4 Address

    PCのIPアドレス

    Subnet Mask Address

    IPアドレスのサブネットマスク

    Default Gateway Address

    デフォルトゲートウェイのIPアドレス

    Preferred DNS Address

    優先DNSサーバーのIPアドレス

    Alternate DNS Address

    代替DNSサーバーのIPアドレス

    代替DNSサーバーがない場合は、入力不要です。

  23. キーボードの[Esc]キーを3回押し、3つ上の階層に戻ります。
  24. [Active Network Access]を選択し、[Enter]キーを押します。
    AMT CONFIGURATION画面

    「DHCP Mode」は、DHCP環境の場合は[Enabled]を選択します。固定IPアドレスの場合は[Disabled]を選択し、IPアドレスなどの次の情報を入力してください。

  25. 警告が表示されたら、[Y]キーを押します。
  26. キーボードの[ESC]キーを押します。

    設定が完了します。

AMTのバージョンが6.x~7.xの場合

  1. vPro端末を起動し、OSが起動する前にBIOS画面などからMEBxの設定画面を表示します。

    PCの起動時に、キーボードの[Ctrl]キーと[P]キーを同時に押すという手順が一般的ですが、PCによって異なることもあります。MEBxの設定画面が表示されない場合は、利用しているPCのマニュアルなどを確認してください。

  2. MEBxの画面でAMTのバージョンを確認します。

    AMTのバージョンが6.x~7.xであることを確認します。

    MEBx画面
  3. インテルMEのパスワードを入力します。

    パスワードが設定済みの場合は、その設定したパスワードを入力します。

    工場出荷時のパスワードは「admin」です。初回起動時は「admin」と入力し、[Enter]キーを押します。再度パスワードの入力を求められるため、新しいパスワードを入力します。

    MEパスワード画面

    はじめてパスワードを設定した場合は、次に示す2つのパスワードが同時に設定されます。

    • MEBxのパスワード(MEやAMTの設定を変更するために必要なパスワード)

      「Change Intel(R) ME Password」からパスワードを変更した場合は、このパスワードだけが変更されます。

    • vPro機能のビルトインアカウント(Admin)のパスワード

      このパスワードは、コンソールでvPro端末を登録するときに必要になります。

    ポイント

    パスワードは、次の条件を満たすように設定します。

    • 8文字以上、16文字以下

    • 英字の大文字と小文字をそれぞれ1文字以上含む

    • 数字と記号をそれぞれ1文字以上含む(MEBxでは、日本語キーボードで入力しても英語キーボードからの入力として受け付ける。そのため、記号としては、日本語キーボードと英語キーボードで文字配置が同じ「!」「#」「$」「%」「-」「;」の使用を推奨)

  4. キーボードの矢印キーを押して、[Intel(R) ME General Settings]を選択し、[Enter]キーを押します。
    MEパスワード画面
  5. [Network Setup]を選択し、[Enter]キーを押します。
    Intel(R) ME General Settings画面
  6. [Intel(R) ME Network Name Settings]を選択し、[Enter]キーを押します。
    Network Setup画面
  7. [Host Name]を選択し、コンピューター名を入力します。

    入力は必須です。

    Host Name画面
  8. ドメイン環境の場合は、[Domain Name]を選択し、ドメイン名を入力します。

    ワークグループ環境の場合は、「WORKGROUP」などのワークグループ名を入力します。

    Domain Name画面
  9. [Shared/Dedicated FQDN]を選択し、[Enter]キーを押します。

    上段の[Shared/Dedicated FQDN]を選択し、下段に表示された選択肢で、入力したホスト名とドメイン名がOSとMEとで同じ設定の場合は[SHARED](初期値)を選択します。異なる場合は[DEDICATED]を選択します。

    なお、ワークグループ環境の場合は、ホスト名が同じ設定であることを確認します。

    Shared/Dedicated FQDN画面
  10. [Dynamic DNS Update]を選択し、[Enter]キーを押します。

    上段の[Dynamic DNS Update]を選択し、下段に表示された選択肢で、固定IPアドレスの場合は「DISABLED]を選択します。DHCP環境の場合は[ENABLED]を選択します。

    Dynamic DNS Update画面
  11. [Previous Menu]を選択し、1つ上の階層に戻ります。
  12. [TCP/IP Settings]を選択し、[Enter]キーを押します。
    TCP/IP Settings画面
  13. [Wired LAN IPV4 Configuration]を選択し、[Enter]キーを押します。
    Wired LAN IPV4 Configuration画面
  14. [DHCP Mode]を選択し、[Enter]キーを押します。

    上段の[DHCP Mode]を選択し、下段に表示された選択肢で、固定IPアドレスの場合は[DISABLED]を選択します。DHCP環境の場合は[ENABLED]を選択します。

    DHCP Mode画面

    [DISABLED]を選択した場合は、次の項目を設定します。

    項目

    設定値

    補足説明

    IPV4 Address

    PCのIPアドレス

    Subnet Mask Address

    IPアドレスのサブネットマスク

    Default Gateway Address

    デフォルトゲートウェイのIPアドレス

    Preferred DNS Address

    優先DNSサーバーのIPアドレス

    Alternate DNS Address

    代替DNSサーバーのIPアドレス

    代替DNSサーバーがない場合は、入力不要です。

  15. [Active Network Access]を選択し、[Enter]キーを押します。
    Active Network Access画面
  16. [Power Control]を選択し、[Enter]キーを押します。
  17. 「Intel(R) ME ON in Host Sleep States」の項目を選択し、[Enter]キーを押します。

    [DeskTop: ON in S0, ME Wake in S3, S4-5]を選択します。

    ME ON in Host Sleep States画面
  18. 「Idle Timeout」の項目を選択し、[Enter]キーを押します。

    MEがスリープに入るまでの時間を分単位で指定します。1~65534分の間で設定できますが、「30」以上の値を設定します。

    Idle Timeout画面
  19. [Previous Menu]を選択し、2つ上の階層に戻ります。
  20. [Intel(R) AMT Configuration]を選択してキーボードの[Enter]キーを押し、「Update network settings in the general Settings menu」が表示されたら[Enter]キーを押します。
    AMT Configuration画面
  21. [SOL/IDER]を選択し、[Enter]キーを押します。
    SOL/IDER画面
  22. [Username & Password]を選択し、[ENABLED]を選択します。
    Username & Password画面
  23. [SOL]を選択し、[ENABLED]を選択します。
    SOL画面
  24. [IDER]を選択し、[ENABLED]を選択します。
    IDER画面
  25. [Legacy Redirection Mode]を選択し、[Enter]キーを押します。

    警告が表示されますが、キーボードの[Enter]キーを押して次に進み、[Enabled]を選択します。

    Legacy Redirection Mode画面
  26. [Previous Menu]を選択し、1つ上の階層に戻ります。
  27. [KVM Feature Selection]を選択し、[ENABLED]を選択します。
    KVM Feature Selection画面
  28. [User Opt-in]を選択し、[User Consent is not required for KVM session]を選択します。
    User Opt-in画面
  29. [Opt-in Configurable from remote IT]を選択し、[Enable Remote Control of KVM Opt-in Policy]を選択します。
    Opt-in Configurable from remote IT画面
  30. 警告が表示されたら、[Y]キーを押します。
  31. キーボードの[ESC]キーを押します。

    設定が完了します。

AMTのバージョンが3.2.x~5.xの場合

注意

AMTバージョンが3.xでIPアドレスが固定のvPro端末は、MRをインストールしてもvPro端末とMRの紐づけができません。

  1. vPro端末を起動し、OSが起動する前にBIOS画面などからMEBxの設定画面を表示します。

    PCの起動時に、キーボードの[Ctrl]キーと[P]キーを同時に押すという手順が一般的ですが、PCによって異なることもあります。MEBxの設定画面が表示されない場合は、利用しているPCのマニュアルなどを確認してください。

  2. MEBxの画面でAMTのバージョンを確認します。

    AMTのバージョンが3.2.x~5.xであることを確認します。

    MEBx画面
  3. インテルMEのパスワードを入力します。

    パスワードが設定済みの場合は、その設定したパスワードを入力します。

    工場出荷時のパスワードは「admin」です。初回起動時は「admin」と入力し、[Enter]キーを押します。再度パスワードの入力を求められるため、新しいパスワードを入力します。

    MEパスワード画面

    はじめてパスワードを設定した場合は、次に示す2つのパスワードが同時に設定されます。

    • MEBxのパスワード(MEやAMTの設定を変更するために必要なパスワード)

      「Change Intel(R) ME Password」からパスワードを変更した場合は、このパスワードだけが変更されます。

    • vPro機能のビルトインアカウント(Admin)のパスワード

      このパスワードは、コンソールでvPro端末を登録するときに必要になります。

    ポイント

    パスワードは、次の条件を満たすように設定します。

    • 8文字以上、16文字以下

    • 英字の大文字と小文字をそれぞれ1文字以上含む

    • 数字と記号をそれぞれ1文字以上含む(MEBxでは、日本語キーボードで入力しても英語キーボードからの入力として受け付ける。そのため、記号としては、日本語キーボードと英語キーボードで文字配置が同じ「!」「#」「$」「%」「-」「;」の使用を推奨)

  4. キーボードの矢印キーを押して、[Intel(R) ME Configuration]を選択し、[Enter]キーを押します。
  5. 画面下部にメッセージが表示されたら[Y]キーを押します。
    MAIN MENU画面
  6. 各項目を選択して、設定します。
    INTEL(R) ME PLATFORM CONFIGURATION画面

    次のとおり設定します。

    項目

    設定値

    補足説明

    Intel(R) ME State Control

    ENABLED

    Intel(R) ME Firmware Local Update Qualifier

    ALWAYS OPEN

    Intel(R) ME Features Control

    「Manageability Feature Selection」

    「Intel(R) AMT」

    画面下部のリストから「Intel(R) AMT」を選択します。そのほかの項目は、設定を変更する必要はありません。

    Intel(R) ME Power Control

    「Intel(R) ME ON in Host Sleep States」

    「Mobile: ON in S0, S3/AC, S4-5/AC」

    画面下部にリストから「Mobile: ON in S0, S3/AC, S4-5/AC」を選択します。そのほかの項目は、設定を変更する必要はありません。

  7. [Return to Previous Menu]を選択し、「MAIN MENU」画面まで戻ります。
  8. キーボードの矢印キーを押して、[Intel(R) AMT Configuration]を選択し、[Enter]キーを押します。
    MAIN MENU画面
  9. キーボードの矢印キーを押して、[Un-Provision]を選択し、[Enter]キーを押します。
    INTEL(R) AMT CONFIGURATION画面
  10. 初期化が完了したら、各項目を選択し、設定します。
    INTEL(R) AMT CONFIGURATION画面

    次のとおり設定します。

    項目

    設定値

    補足説明

    Host Name

    コンピューター名と同じ値(必須)

    TCP/IP

    DHCP環境であれば[Y]キーを、DHCP環境でなければ[N]キー

    画面下部に「DHCP Enabled」のメッセージが表示されます。「Domain Name」はOSの設定と同じものを設定します。

    Provision Model

    Small Business

    SOL/IDE-R

    「Username & Password」「Serial Over LAN」「IDE Redirection」のそれぞれに[ENABLED]

    画面下部に注意メッセージが表示されます。[Y]キーを押し、左に示した選択をします。

    Password Policy

    DEFAULT PASSWORD ONLY

    Secure Firmware Update

    ENABLED

    Set PRTC

    現在の年月日

  11. 警告が表示されたら、[Y]キーを押します。
  12. キーボードの[ESC]キーを押します。

    設定が完了します。