資産状況を定期的に保管する

メンテナンス履歴や利用者情報など過去のデータを、Windowsのタスクスケジューラを使って定期的に保管できます。

エンドポイントマネージャーは、常に最新の資産情報を収集し、上書き更新をしています。過去の履歴を残す必要がある場合は、資産情報を定期的にエクスポートすることをおすすめします。

ステップ:

ステップ1:一括CSVエクスポートの出力項目設定を保存する

  1. [クライアント]タブの 資産 をクリックします。
  2. 左ペインのツリーでグループを選択し、「一括表示・エクスポート」カテゴリーの[一括CSVエクスポート]をクリックします。
    「資産」メニュー
  3. 出力する項目を選択し、右に移動をクリックします。
    「資産情報CSV一括出力」画面
    • キーボードの[Shift]キーを押しながらクリックすると、複数の項目を選択できます。

    • すべて右に移動をクリックすると、「出力可能な項目」に表示されているすべての項目を、「出力する項目」に移動できます。

    • 出力する項目は、「出力可能な項目」の各タブをクリックして表示します。たとえば、更新プログラムを出力項目とする場合は、[HotFix情報]タブをクリックします。

  4. [出力する]をクリックします。
    「資産情報CSV一括出力」画面
  5. 保存先とCSVファイル名を設定し、[保存]をクリックします。
  6. [OK]をクリックします。

    選択した項目が、CSVファイルにエクスポートされます。ファイルを開き、出力項目を確認します。

  7. [設定保存]をクリックします。
    「資産情報CSV一括出力」画面
  8. 保存先を設定し、INVOUT.INIファイルを保存します。
  9. [閉じる]をクリックします。

ステップ2:Windowsのタスクスケジューラに組み込む

Windowsのタスクスケジューラを利用して、資産情報をCSVファイルに定期的にエクスポートする設定をします。
  1. INVOUT.INIファイルを、コンソールがインストールされているフォルダーにコピーします。

    コンソールのインストールフォルダーの初期値は次のとおりです。

    • 64bit Windows OSの場合

      C:\Program Files (x86)\MOTEX\LanScope Cat Console

    • 32bit Windows OSの場合

      C:\Program Files\MOTEX\LanScope Cat Console

  2. コピーしたINVOUT.INIファイルをテキストエディターで編集します。

    INVOUT.INIの記述形式は次のとおりです。

    [BaseSet]
    PATH=

    CSVファイルを出力するフォルダーをフルパスで設定します。

    (設定例:PATH="C:\CSV")

    DAILY=

    日付フォルダーを作成し、その中にCSVファイルをエクスポートする場合は「true」、日付フォルダーを作成しないときは空欄に設定します。

    FILENAME=

    ファイル名を設定します。

  3. タスクスケジューラを起動し、[基本タスクの作成](または[タスクの作成])で、新しいタスクを作成します。

    タスクでは、起動のスケジュールとともに、次のようにCSVエクスポートプログラム(LspInvCsv.exe)と引数を設定します。

    • 「プログラム/スクリプト」の欄

      "コンソールがインストールされているフォルダー\LspInvCsv.exe"
    • 「引数の追加」の欄

      -type=silent -inifile=INVOUT.INI

    資産情報が定期的にエクスポートされます。