アプリ稼働ポリシーを設定する

アプリ稼働ポリシーを設定することで、アプリの使用状況や使用頻度をアプリ稼働ログから確認できます。

  • アプリケーションの稼働状況を把握するための設定をします。

  • 新規アプリの起動をアラームにする設定をします。

ポイント

新規アプリ起動アラーム設定は、1か月ほど運用をしてから設定することをおすすめします。運用開始すぐに設定すると、各端末で起動したアプリすべてがアラームとして判断されるためです。

事前に、ポリシーを作成し、グループを適用しておきます。手順については、ポリシーを設定するを参照してください。

  1. [ポリシー設定]タブの アプリ稼働 をクリックします。
  2. アプリ稼働の取得設定をします。
    1. 左ペインのツリーでポリシーを選択し、「設定内容の変更」カテゴリーの[アプリ稼働取得設定]をクリックします。
      「アプリ稼働ポリシー」メニュー
    2. アプリ稼働ログの取得設定をします。
      「アプリ稼働ログの取得設定」画面
      フィルター

      稼働ログを取得するアプリのフィルター設定ができます。

      [フィルター設定をする]をチェックすると、[取得しないアプリの設定]または[取得するアプリの設定]を設定できます。

      なお「プログラム名」には、[クライアント]タブ >[ログ]メニュー >[表示アプリ名の設定]の「登録アプリ名」を部分一致で登録してください。

      • [取得しないアプリの設定]

        稼働ログを取得しないアプリを設定します。

        ポイント

        初期設定では、ログ数の多いWindowsの標準プログラムを除外するよう、次のキーワードが指定されています。

        • conhost.exe

        • svchost.exe

        • cmd.exe

        • SearchFilterHost.exe

        • SearchProtocolHost.exe

      • [取得するアプリの設定]

        設定したアプリの稼働ログだけを取得します。

      オプション

      稼働ログを取得するアプリのオプション設定ができます。

      稼働しているアプリのファイルパス(フルパス)とハッシュ値の取得設定ができます。

      注意

      MacMRは、ファイルパス(フルパス)とハッシュ値の取得に非対応です。

      ポイント

      ファイルパス(フルパス)とハッシュ値の取得設定は、ディスク使用量が増えるため、運用を想定して設定してください。データベースのサイズが肥大化してディスク容量不足が懸念される場合は、取得設定を見直してください。

    3. [設定]をクリックします。
  3. アプリ起動のアラーム設定をします。
    1. 左ペインのツリーでポリシーを選択し、「設定内容の変更」カテゴリーの[アプリ起動アラーム設定]をクリックします。
      「アプリ稼働ポリシー」メニュー
    2. アプリ起動のアラーム設定をします。
      「アプリ起動アラーム設定」画面
      新規アプリの起動

      Windows端末の場合は、[新規アプリの起動をアラームにする]をチェックすると、クライアントでのアプリの新規起動をアラームにできます。

      さらに、[フィルター設定をする]をチェックすると、[アラームにしないアプリの設定]または[アラームにするアプリの設定]を設定できます。

      特定アプリの起動

      Mac端末の場合は、[特定アプリの起動をアラームにする (Mac)]をチェックして、アラームにするアプリを設定すると、設定したアプリの起動をアラームにできます。

    3. [設定]をクリックします。
  4. データ更新を待たずに最新のログを確認するよう設定します。
    1. 左ペインのツリーでポリシーを選択し、「設定内容の変更」カテゴリーの[オプション設定]をクリックします。
      「アプリ稼働ポリシー」メニュー
    2. アプリ稼働の[端末上にテキストファイルで保存する]をチェックし、ログをクライアントに保存する期間を設定します。
      「オプション設定」画面
      アプリ稼働

      [端末上にテキストファイルで保存する]をチェックすると、指定した保存期間の最新ログがクライアントに保存されます。保存したログは、データ更新を待たずにリアルタイムで確認できます。

      なお、保存期間は1~90日で、初期値は最新の7日分です。

    3. [設定]をクリックします。

    アプリ稼働ポリシーの設定が完了します。

ポイント

取得されるログ件数が多い場合、取得するログを制限できます。[ポリシー設定]タブ >[アプリ稼働]メニュー >[アプリ通信取得設定]で設定してください。