管理するネットワークを設定する

セグメントにインストールした検知エージェント(DA)で、ネットワーク機器(ノード)の接続検知/情報収集ができます。

DAのインストール方法については、C9-431「導入ガイド」を参照してください。

ステップ:

ステップ1: 持ち込み機器を検知する

社内ネットワークに接続された機器の確認方法を設定し、自動的に検知できるようにします。
  1. [セグメント]タブの 検知設定 をクリックします。
  2. 左ペインのツリーで[ネットワーク全体]を選択し、「基本設定」カテゴリーの[検知設定]をクリックします。
    「セグメントの検知設定」メニュー
  3. 検知する条件を設定します。
    「検知設定」画面
    ノード
    ポイント

    自社/他社のMRは、同じ統合マネージャーで作成したMRインストーラーでインストールしているかどうかで区別しています。

    • [毎日同一セグメント内のノードの存在を確認する]

      「時刻」で指定した時刻に同一セグメント内のノードの存在をDAが確認します。

      オフラインの機器は検知されないため、できるだけ日中などの多くの端末がオンラインになっている時刻を設定してください。

      注意

      [毎日同一セグメント内のノードの存在を確認する]を設定しないと、プリンターなど一部のネットワーク機器を検知できない場合があります。

    • [一定期間接続のないノードを自動的に削除する]

      「期間」で指定した期間に接続のないノードを自動的に削除できます。

      廃棄した機器など指定した期間に接続のないノードを、自動で削除するように設定できます。

    • 他社MRに対するネットワーク接続設定

      • [他社のMR端末も許可する]

        他社でMRがインストールされた端末のネットワーク接続を許可できます。

      • [他社のMR端末は許可しない]

        自社のMR端末のネットワーク接続だけを許可できます。他社でMRがインストールされた端末は、MRがインストールされていない端末と同じ扱いになります。

    DA
    • [DAの稼働状態をリアルタイムで確認する]

      セグメントツリーのDAアイコンの稼働/未稼働を、リアルタイムで更新できます。

  4. [設定]をクリックします。

    検知設定が完了します。

ステップ2:DAへの設定の適用状況を確認する

DAに設定が適用されていることを確認します。
  1. [セグメント]タブの 検知設定 をクリックします。
  2. 左ペインのツリーで、[ネットワーク全体]またはセグメントを選択し、「設定適用状況の確認」カテゴリーの[DA設定適用状況]をクリックします。
    「セグメントの検知設定」メニュー
  3. DA端末に対して検知設定が適用されていることを確認します。
    「DA設定適用状況」画面
    • 稼働

      • ON

        DAが稼働している場合です。

      • 空欄

        DAが未稼働(端末が起動していないか、スリープ状態など)の場合です。

    • 適用

      • 検知設定が適用されている場合です。

      • 検知設定が適用されていない場合です。

    • iniファイル

      DAFilter.iniファイルを設定している場合は「あり」、設定していない場合は「なし」と表示されます。

      DAFilter.iniは手動で設定するファイルです。

    • 詳細設定日時

      「セグメント別の設定」「ARP送信の設定」を設定した日時が表示されます。または、DAFilter.iniファイルを適用された日時が表示されます。

ポイント

セグメントアイコンは、検知エージェント(DA)が検知サブマネージャーに登録されると、セグメントの情報をもとに自動で作成されます(手動作成はできません)。アイコンの名前の初期値は、セグメントのIPアドレスです。名前は自由に変更できます。

ステップ3: ネットワーク機器に名前を付ける

クライアントエージェント(MR)と検知エージェント(DA)端末以外のノード名は、初期値ではMACアドレスになっています。ノード名をわかりやすい分類名にすると、資産管理がしやすくなります。

ポイント

MRがインストールされていないネットワーク機器を社内機器として正確に許可するために、あらかじめ接続許可する機器のMACアドレスまたはIPアドレスのリストを用意することをおすすめします。

  1. [セグメント]タブの 管理 をクリックします。
  2. 左ペインのツリーで、[ネットワーク全体]またはセグメントを選択し、「資産」カテゴリーの[ノード情報]をクリックします。
    「セグメントの管理」メニュー
  3. [編集]をクリックします。
    「ノード情報」画面
  4. ノードを選択し、ノード情報を編集します。
    「ノード情報の編集」画面
    ノード情報

    選択したノードの情報を編集できます。

    「ノード名」や「任意項目」に何の機器かわかるような名称を入力すると管理しやすくなります。

    ポイント

    「任意項目1」~「任意項目3」は任意の項目名に変更できます。「ノード情報」画面の任意項目名の設定アイコンをクリックして表示される「ノード情報の任意項目の設定」画面で表示項目名を変更します。

  5. [設定]をクリックします。

    ノード情報の編集が完了します。

ステップ4:ツリー情報を更新する

左ペインのツリー情報を更新します。
  1. [セグメント]タブの 構成変更 をクリックします。
  2. 左ペインのツリーで[ネットワーク全体]を選択し、「DAの管理」カテゴリーの[ツリー情報更新]をクリックします。
    「セグメントの構成変更」メニュー

    ツリー情報が最新に更新されます。