クライアントエージェント(MR)の導入を徹底する

社内のネットワークに接続された機器などを検知する検知エージェント(DA)は、検知したノードにMRがインストールされていなくても把握できるため、PCにもれなくMRを展開するためにも利用できます。

ノード情報をもとに、MR稼働とホスト名の取得を確認して、MRがインストールされていないPCを判断する手順を説明します。

  1. [セグメント]タブの 管理 をクリックします。
  2. 左ペインのツリーでセグメントを選択し、「資産」カテゴリーの[ノード情報]をクリックします。
    「セグメントの管理」メニュー
  3. フィルターアイコンをクリックし、「MR稼働」の[稼働]のチェックを外して、[OK]をクリックします。
    「ノード情報」画面

    「MR稼働」が「×」のノードだけが画面に表示されます。

  4. ノード情報を確認します。

    次の条件に合致する場合は、MRのインストールが必要な端末かを確認します。

    • 「ホスト名」が取得できている機器

      ほとんどのWindows OSでは「ホスト名」を取得できるため、MRが未稼働で「ホスト名」が取得できている機器は、MRがインストールされていない可能性があります。

    • 「最新MR起動日」が取得されていない、または日付が古い

      クライアント端末が起動していない場合も「MR稼働」が「×」となるため、「最新MR起動日」で過去に稼働していたかを確認します。ただし、日付が古い場合、MRがアンインストールされている可能性があります。

    「ノード情報」画面
    • 接続設定

      現在設定されているポリシー(許可/アラーム/禁止)が表示されます。

      アラームまたは禁止のノードは赤く表示されます。

    • MR稼働

      • MRがインストールされている場合です。

      • ×

        MRがインストールされていない、またはMRが稼働していない場合です。

    • 最新MR起動日

      MRがインストールされているネットワーク機器(ノード)の場合、稼働が確認された最新日が表示されます。

  5. MRがインストールされていない端末に、MRをインストールします。

    詳細は、C9-431「導入ガイド」を参照してください。