サーバーを監視する
ファイルサーバーへのアクセスや、ファイルサーバー上のファイル操作を監視します。
WindowsやNetAppのファイルサーバーへのアクセスや、Active Directoryへのログオン状況を把握できます。
権限を持たないユーザーからの不正アクセスも記録できるため、権限設定の見直しやセキュリティ監査時の証跡として活用できます。

NetApp環境ではサーバーアクセスログだけを取得します。
監視フォルダーのファイル操作
ファイルサーバーのフォルダーを監視し、サーバー上にあるファイルの操作に対して、どのような操作を行ったかを確認できます。また、次のアラーム機能があります。
監視しているフォルダーにアクセス権がないため、ファイル操作に失敗した場合をアラームにする
監視しているフォルダーにあるファイルを削除した場合をアラームにする
管理者が設定した時間外や休日に、監視しているフォルダー内のファイルを操作した場合をアラームにする
Webコンソールでは、サーバーファイル操作ログとリアルタイムイベントの操作ログを組み合わせて、ファイル操作を一連の流れで追跡できます。たとえば、ファイルサーバーのファイルがクライアント端末にコピーされた場合に、コピーされたファイルがクライアント端末でどのように操作されたかを追跡できます。
サーバーへの接続/切断
ファイルサーバーへの接続/切断をログに記録します。また、ファイルサーバーに接続が失敗したことをアラームにできます。
フォルダーの容量
ファイルサーバーのフォルダー容量を監視します。フォルダー容量は、グラフで確認できます。管理者が設定する容量制限値を超過した場合に、管理者にメールで通知できます。
ドメインへのログオン/ログオフ
Active Directory(*1)で構築されたドメインコントローラー(*2)を監視し、ユーザーのドメインへのログオン/ログオフをログに記録します。
*1: | Active Directoryは、Microsoft社が開発した、Windowsネットワークのアカウントなどを管理する機能です。 |
*2: | ドメインコントローラーは、Active Directoryのデータや機能を提供するもので、ユーザーのログイン時の認証や集中管理を担うサーバーのことです。 |