アカウントフィルターを設定する

Windows用サーバーエージェント(SA)、またはNetApp用サーバーエージェント(SAE)のインストールフォルダーにあるFilter.iniを使用して、取得しないログのフィルターを設定できます。

ポイント

編集したiniファイルの内容を反映するには、SA、またはSAEのサービスを再起動する必要があります。

SAのアカウントフィルターを設定する

サーバーエージェント(SA)のアカウントフィルターを設定します。

管理上必要のないログをフィルターできます。

  1. SAのインストールフォルダー内の「Filter.ini」を右クリックし、[編集]をクリックします。

    SAのインストールフォルダーの初期値は次のとおりです。

    • 64bit Windows OSの場合

      C:\Program Files (x86)\MOTEX\LanScope Cat SA

    • 32bit Windows OSの場合

      C:\Program Files\MOTEX\LanScope Cat SA

  2. フィルターする条件を設定します。
    Filter.iniの設定

    Filter.iniの記述形式は次のとおりです。

    [PrimaryUserFilter]

    セキュリティログのプライマリユーザー名のうち、除外したいユーザーを設定します。

    [ClientUserFilter]

    セキュリティログのクライアントユーザー名のうち、除外したいユーザーを設定します。

    [FileNameFilter]

    不要なファイルやフォルダー($/desktop.iniなど)を設定します。

    [BothUsersFilter]

    プライマリユーザー名とクライアントユーザー名を組み合わせて除外したい場合に設定します。

    「プライマリユーザー名=クライアントユーザー名」の形式で記入します。

    [ExcelTmpFilter]

    Excelが出力する一時ファイル(8文字の拡張子なしファイル)の情報を取得しない場合、[ExcelTmpFilter] だけを記入します。

    [NoBackUpOperator]

    SAをBackupOperator特権で動作させない場合、[NoBackupOperator] だけを記入します。

  3. サービス一覧から「LSPSERVICE_SA」を再起動します。

SAEのアカウントフィルターを設定する

NetApp用サーバーエージェント(SAE)のアカウントフィルターを設定します。

管理上必要のないログをフィルターできます。

  1. SAEのインストールフォルダー内の「Filter.ini」を右クリックし、[編集]をクリックします。

    SAEのインストールフォルダーの初期値は次のとおりです。

    • 64bit Windows OSの場合

      D:\Program Files (x86)\MOTEX\LanScope Cat SAE

    • 32bit Windows OSの場合

      D:\Program Files\MOTEX\LanScope Cat SAE

  2. フィルターする条件を設定します。
    Filter.iniの設定

    Filter.iniの記述形式は次のとおりです。

    [PrimaryUserFilter]

    セキュリティログのプライマリユーザー名のうち、除外したいユーザーを設定します。

    [ClientUserFilter]

    セキュリティログのクライアントユーザー名のうち、除外したいユーザーを設定します。

    [FileNameFilter]

    不要なファイルやフォルダー($/desktop.iniなど)を設定します。

    [BothUsersFilter]

    プライマリユーザー名とクライアントユーザー名を組み合わせて除外したい場合に設定します。

    「プライマリユーザー名=クライアントユーザー名」の形式で記入します。

    [ExcelTmpFilter]

    Excelが出力する一時ファイル(8文字の拡張子なしファイル)の情報を取得しない場合、[ExcelTmpFilter] だけを記入します。

    [NoExtFilter]

    次の条件に一致するログを取得しない場合、[NoExtFilter] だけを記入します。

    • 拡張子がないログ

    • 操作が「読出」、状態が「成功」のログ

    [ExtCharCountFilter]

    次の条件に一致するログを取得しない場合に設定します。[NoExtFilter] を設定している場合だけ有効です。

    • 拡張子の文字が設定数以上、かつ操作が「読出」、状態が「成功」のログ

    • 拡張子に全角文字があり、かつ操作が「読出」、状態が「成功」のログ

    [ExtCharCountFilter]の下に、「5」などの拡張子「.」より後ろの文字数を記入します。

  3. サービス一覧から「LSPSERVICE_SAE」を再起動します。