グループを作成する

エンドポイントマネージャーでは、クライアントへのポリシーの設定や、収集した情報の集計/分析をグループ単位で設定します。

  • グループにクライアントを所属させることで、PCの所在を分かりやすくし、各グループのレポートを比較したり、権限を分散したりできます。

  • ポリシーは、グループに対して適用されます。

運用グループ

ステップ1:グループの作成方法を決める

会社の部門や部署をもとにグループを決め、どのようにクライアントを分類するのかを決めます。

例:
  • 会社/組織単位

  • 役割単位

  • ルール単位

ポイント
  • グループは最大で5階層まで作成できます。

    第1階層目は、一括でポリシーを適用できる「全社」といった全クライアントが所属するグループを作成することをおすすめします。

  • 上位のグループに適用したポリシーはその配下のグループにも継承されます。グループごとにポリシーを変更する場合は、各グループに対してポリシーを適用してください。

  • 1つのグループに対し、同じ機能で複数のポリシーは適用できません。

ステップ2:グループを作成する

ステップ1で決めたルールに沿って、グループを作成します。
  1. [クライアント]タブの 構成変更 をクリックします。
  2. 左ペインのツリーで[ネットワーク全体]を選択し、「グループ情報の変更」カテゴリーの[新規作成]をクリックします。
    「クライアントの構成変更」メニュー

    新しいグループが名前を変更できる状態で左ペインに追加されます。

  3. 任意のグループ名を入力し、[Enter]キーを押します。
    「クライアントの構成変更」メニュー

    グループの作成が完了します。

  4. 配下のグループを作成する場合、左ペインのツリーで上位のグループを選択し、「グループ情報の変更」カテゴリーの[新規作成]をクリックします。
    「クライアントの構成変更」メニュー

    選択したグループの下にグループが作成されます。

ステップ3:クライアントをグループに分類する

クライアントをグループに分類する方法は、次のとおりです。

グループに分類するクライアント数などによって、使い分けてください。

分類方法

利用場面

クライアントをドラッグアンドドロップしてグループに分類する

クライアント数が少ない場合

複数のクライアントを一括でグループに分類する

複数のクライアントを別のグループに移動する場合

CSVファイルを編集して、クライアントをグループに分類する

移動先のグループが複数ある場合

アンケート機能を使って、クライアントをグループに分類する

移動先が不明な場合や効率的にグループを分類したい場合