スタンドアロンPCにスタンドアロン用MRをインストールする

スタンドアロン用のクライアントエージェント(MR)は、コンソールでMRインストーラーを作成してインストールする方法と、LANSCOPE PORTALからダウンロードしたエンドポイントマネージャーのインストーラーからインストールする方法があります。

注意
  • Mac用のスタンドアロンMRはありません。

  • スタンドアロンMRの情報は、Webコンソールに表示されません。

ポイント

インストールの完了後、ネットワーク接続型のようにポリシーを設定する必要はありません。すぐにスタンドアロンPC上で、アプリ稼働/操作/プリントのログ取得が開始されます。

MRインストーラーを作成して実行する

MRインストーラーを作成して、スタンドアロンMRをインストールする方法について説明します。

ポイント

スタンドアロンMRにデバイス設定を適用する場合は、この手順を実施する前にスタンドアロンPCの利用ポリシーを設定するを参照してください。

ステップ:

ステップ1: MRインストーラーを作成する

コンソールで、スタンドアロンMR用のMRインストーラーを作成します。
  1. [クライアント]タブの 構成変更 をクリックします。
  2. 左ペインのツリーで[スタンドアロンMR端末全体]を選択し、「スタンドアロンMRの管理」カテゴリーの[インストーラーの作成]をクリックします。
    「クライアントの構成変更(スタンドアロンMR)」メニュー
  3. [クライアントでファイルを実行してインストールする]を選択し、[次へ]をクリックします。
    「実行形式」画面
  4. [登録先を指定する]を選択し、[次へ]をクリックします。
    「登録方法」画面
  5. [スタンドアロンMR]が選択されていることを確認し、[次へ]をクリックします。
    「MRタイプ」画面
  6. 登録先を選択し、[次へ]をクリックします。
    「登録先」画面

    この画面でグループ名を入力しなくても、インストール後にコンソールでグループ名を登録できます。

  7. [次へ]をクリックします。
    「実行権限」画面

    インストーラーを実行するユーザーにAdministrator権限がない場合は、この画面でAdministrator権限を持つユーザー名とパスワードを入力します。ドメイン環境の場合は、ドメイン名も入力します。

  8. インストール先を入力し、[次へ]をクリックします。
    「インストールフォルダー」画面

    初期値では、システムドライブのProgram Filesフォルダーの中にインストールされます。

  9. [インストール結果をクライアントへ通知する]をチェックし、[次へ]をクリックします。
    「インストール完了時の動作」画面
  10. 必要に応じて[デバイス設定を有効にする][端末上にテキストファイルで保存する]をチェックし、[作成]をクリックします。
    「追加設定」画面

    スタンドアロンMR端末でデバイス制御を行う場合は、この画面でチェックします。デバイス設定を変更する場合は、[デバイス設定]をクリックします。

    ポイント

    MRの解析ログは、クライアントの次のパスに日付別で保存されます。

    • 64bit Windows OSの場合

      C:\Program Files (x86)\MOTEX\LanScope Cat MR\locallog\AnalyzeLog

    • 32bit Windows OSの場合

      C:\Program Files\MOTEX\LanScope Cat MR\locallog\AnalyzeLog

  11. 保存先とファイル名を指定し、[保存]をクリックします。

    インストーラー作成が完了します。

ステップ2:スタンドアロンMRをインストールする

作成したインストーラーをスタンドアロンPCで実行します。
  1. 作成したMRインストーラー(MRSETUP.EXE)をダブルクリックします。

    MRインストーラー作成時に、[インストール結果をクライアントへ通知する]をチェックしていた場合、「情報」画面が表示されます。

    「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は許可します。

  2. 「情報」画面が表示された場合、[OK]をクリックします。
    メッセージ

    MRがインストールされます。

ポイント

Windowsのスマートアプリコントロール機能により、MRインストーラーの実行がブロックされることがあります。

  • スマートアプリコントロールが[オン]の場合は、インターネットに接続した状態でしばらく待ってから、インストールしてください。

  • スマートアプリコントロールが[オフ]の場合は、OSを再起動してから、インストールしてください。

インストーラーからスタンドアロンMRをインストールする

エンドポイントマネージャーのインストーラーを使用して、スタンドアロンMRを直接インストールする方法です。

注意

この方法でスタンドアロンMRをインストールした場合、デバイス制御を行うことができません。スタンドアロンMRにデバイス制御設定を適用する場合は、MRインストーラーを作成して実行するの手順に沿って(上書き)インストールします。

  1. LANSCOPE PORTALからインストーラーをダウンロードします。
  2. インストーラー内の「CatSetup.exe」をダブルクリックします。

    「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は許可します。

  3. [日本語]を選択し、[次へ]をクリックします。
    「インストールする言語の選択」画面

  4. [エージェントをインストールする]を選択し、[次へ]をクリックします。
    「トップ」画面
  5. [クライアントエージェント(MR)をインストールする]をクリックします。
    「エージェント選択」画面

    「InstallShield Wizard」画面が表示されます。

  6. ウィザード画面に従って、スタンドアロンMRをインストールします。
    「InstallShield Wizard」画面
    1. [次へ]をクリックします。
    2. インストール先を確認し、[次へ]をクリックします。

      スタンドアロンMRのインストールフォルダーの初期値は次のとおりです。

      • 64bit Windows OSの場合

        C:\Program Files (x86)\MOTEX\LanScope Cat MR

      • 32bit Windows OSの場合

        C:\Program Files\MOTEX\LanScope Cat MR

    3. [完了]をクリックします。

      スタンドアロンMRのインストールが完了し、登録画面が起動します。

  7. 必要な項目を設定し、[登録]をクリックします。
    「MRインストール」画面
    エージェントの種類選択

    [スタンドアロン型]を選択します。

    エージェント名を入力してください。

    クライアント名を確認し、必要であれば変更します。

    部署名を入力してください。

    必要であれば、クライアントの部署を入力します。

    ポイント

    部署名の入力は任意です。ここで入力した情報をもとに、統合マネージャーに登録されます。あとからコンソール上でグループ分けをしたり、スタンドアロンMR端末のインポート機能で部署情報をインポートしたり、一括で設定したりできます。

  8. [はい]をクリックします。
    メッセージ
  9. [OK]をクリックします。
    メッセージ

    スタンドアロンMRの登録が完了します。